赤羽の集合住宅
2014年

木質接着複合パネルによる4階建ての集合住宅です。メーカーが独自に開発した構法と材料を、広く一般の設計者・施工者にも利用可能なものとする<オープンな新しい仕組み>の構築を目指しました。躯体パネルは耐火被覆によって隠れていますが、パネルの材料である北海道産トドマツを床や壁柱の仕上げに用いています。高強度なパネルにより実現可能となった大きな出窓をランダムに配置し、12戸のワンルームはそれぞれ異なる個性を持った部屋となっています。

<木質壁式構造の仕組み>
超高耐力・高剛性の木質接着複合パネルを用いた木質壁式構造で、耐力壁、腰壁・垂壁には枠材内に断熱材を充填し両面に合板を接着した中空パネルを、床・屋根には片面に合板を接着したパネルを使っています。この他に耐力壁端部の側材、耐力壁の上下の梁材も一体となって様々な外力に対して抵抗します。
パネル構法の長所には、工場生産により高品質なパネルが供給可能であること、現場作業工程が大幅に短縮される可能性があることなどが挙げられます。

建築データ 

意匠:KUS 一級建築士事務所 + team Timberize
構造:MID研究所、ミサワホーム総合研究所、腰原 幹雄
施工:スリーエフ
建築用途:共同住宅+店舗
所在地 :東京都北区
主体構造:木造
建築面積:190.24㎡
延床面積:599.71㎡
竣工  :2014年12月