被膜の増築(築40年の座敷のリノベーション・木質化)

かつての和座敷をモダンに改築しながらも、長年この場所で両親が暮らしていた住まいの痕跡をある程度残したスペースを求めました。既存の柱や長押の真壁意匠の内装にレイヤーを重ねるように被膜としての囲いを入れ子状につくり、かつての住まいの記憶を残しつつ新しい空間を創出しました。

建築データ

設計:保科章/保科章建築設計室
施工者:株式会社相川スリーエフ 池袋支店  写真撮影:小川重雄
建築規模など:木造リノベーション 延床面積125㎡