CLT SKYSCRAPER
2016年

CLT SKYSCRAPER
- CLT木造連結超高層 -

CLTの床板と修正剤の柱梁を構造とする、60階建て、高さ300mの木造超高層建築です。
メインタワーは、修正剤の柱(2,100角)と梁(1,200H)による6,000×12,000スパンのラーメン構造で、周りに配置された4棟のサブタワーと連結し、1つの超高層建築を構成しています。
動きの異なる複数のタワーがダンパーで連結する事で、建築全体の制震効果を生みます。また、上部が徐々に絞られて細くなる全体シルエットは高い耐風圧性能を有します。

日本の厳しい防耐火の基準への対応など、解決すべき問題はまだありますが、その解決策こそが、未来の魅力的な木造都市の実現に繋がります。高さ300mの木造超高層建築の姿を一緒に想像してみてください。

設計 / 小杉 栄次郎、腰原 幹雄、萩生田 秀之 (team Timberize)
   渡部 光樹 (渡部光樹建築設計事務所)、構造設計者有志