株式会社日本設計

低炭素社会の実現と森林の循環を推進する木造・木質化

私たちは、木の持つ温かさや繊細さを生かした空間づくりと共に、低炭素社会に向けて「CO₂削減・固定」と森林の保全再生による「CO₂吸収」を意識して活動しています。
これまで私たちは低層の中大規模木造建築を中心に建築物の木造化に取り組んできました。木材利用量をさらに増やしていくことが重要と考え、木造化率の低い都市部での木造化に向けて、構造的に新しい工法や素材の技術開発を行い、大規模や高層建築での木造・木質化に取り組みます。 「木でつくれないと思っていたものが、木でつくれるとしたら、街はどのように変わるのでしょうか?」チームティンバライズHPの言葉の向こうにある、ワクワクする街の姿を皆様と一緒に追いかけて行きたいと思います。

流山市立おおぐろの森小学校(撮影:浜田昌樹 /川澄・小林研二写真事務所)
千葉県産スギや姉妹都市の長野県信濃町産カラマツを活用し、木の質感が児童に伝わるよう、構造体を現しで表現。なだらかな大屋根を森に、柱を樹木に見立て、木々の下で児童が学ぶ場を実現しました。

流山市立おおぐろの森中学校(撮影:川澄・小林研二写真事務所)
国内で最大の3,500㎥の木材を利用。大量の木材を適正価格で調達するサプライチェーン管理を実施。東京大学腰原研究室と技術開発した市松状の木造耐震壁により、純木造で開放的な外観を実現しています。

国際基督教大学 体育施設(撮影:川澄・小林研二写真事務所)
エントランスホールはLVL折板構造を採用し、9.6mのキャンティレバーの庇やロングスパンの大屋根を実現。柱の少ない開放的な空間は体育施設でありながら多くの学生が集まる場所となっています。

【日本設計HPへのリンク】
木の建築のすすめ / THINK / 株式会社 日本設計