Timberize Tokyo ARIAKE BMX競技場仮設スタンド
2014年

LVLを使ったBMX競技場仮設スタンドの提案です。組立および解体には簡易さが求められるため、支柱と繋ぎが一体となった『又』の字状の支持フレームを考案しました。このフレームは折りたたみ式で、1ユニットあたりの重量も30kg程度であり、運搬・搬出入や組立・解体も容易に出来ます。
仮に、BMX競技場5000人収容仮設スタンドにこのシステムを採用したとすると、約500㎥の木材が使用されます。この使用量は、床面積2,000~2,500㎡程度の木造建築物の構造材を構成出来る量であり、仮設スタンドに使用した部材を再度分割・構成し、建築物に再利用する事も可能です。

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建築用途:スポーツ施設
構造:木造

【設計】
加藤征寛(MID研究所、team Timberize理事)
team Timberize