準耐火構造外壁と間仕切壁の開発

丸太の利活用を積極的に考えるために、製材の構造躯体を木取りした残りの部分を板材に製材し、それを外壁や内壁の仕上げに用いた、準耐火構造外壁と間仕切壁の開発。

丸太外周部は比較的節が少ないため、節補修の手間がかからない、綺麗な材料を製造することができます。木材がゆっくり燃える性質を長所ととらえて、厚さ15mmの仕上げ材と、構造用合板厚さ12mmの総厚27mmで45分準耐火構造の外壁・間仕切壁の国土交通大臣認定を取得しています。さらに、厚さ18mmの仕上げ材、構造用合板厚さ24mmの総厚42mmで1時間準耐火構造の外壁・間仕切壁についても認定が取得されています。

(一社)JBN
安井昇(桜設計集団、NPO法人 team Timberize)