北区立田端中学校

敷地の制限から教室棟が高層化され、一般的には体育館と親和性のあるプールは、斜線の関係から教室棟の8階に配置された。教室棟は高耐力、高靭性、高耐久などに加え、騒音軽減、職人不足による工期・品質の安定化(いずれもRC現場打ちに比較して)などを考慮しPCa・PCを採用した。重いプールが最上階に載るという厳しい荷重条件においては、学校という子供のための施設の安全性面からもPCa・PC化は理想的である。

建築データ

建築用途:学校施設
延べ床面積:8,000㎡
建築規模:8階建て
構造:PCa・PC造+RC造+鉄骨造
意匠設計:シーラカンスK&H
構造設計:KAP