LVL賞
『みやむら動物病院』
所在地:東京都江戸川区
建築設計:鈴木敏彦/ATELIER OPA+西澤高男/ビルディングランドスケープ
LVL監修:山代悟/ビルディングランドスケープ
構造防耐火設計 : 安井昇、佐藤孝浩/桜設計集団
施工:大和工務店
写真:斎藤さだむ

みやむら動物病院

みやむら動物病院

みやむら動物病院

【寸評】

LVLの厚板の壁が前面道路に向かって象徴的に並んでいる。その潔さとスケール感はまちの景観を生み出していく都市木造の一つの形を提示している。
また、待合室である吹き抜け空間も印象的である。大きな木のヴォリュームに包まれているにもかかわらず、LVL積層面の特徴的なテクスチャーと斜めに傾けられた壁面、そしてスリットから差し込む光によって開放感も併せ持つ空間になっている。
LVLの厚板の壁には、被覆なしで1時間準耐火構造の耐力壁として認定された「木層ウォール」が採用されている。設計者は木層ウォールの開発にも参画しており、その意欲的な姿勢を高く評価したい。今後もますます都市木造の普及に貢献していただきたい。
(山田 敏博 / NPO法人 team Timberize 理事)

木質系材料の中でも、面材(壁・床)と線材(柱・はり)を製造することができるLVL(単板積層材)を主に用いた準防火地域の3階建て動物病院である。建物用途が畜舎となるため、準耐火建築物(延べ面積1,500㎡以下)で設計しており、道路面は1時間準耐火構造の大臣認定を取得したLVL厚板外壁、その他の部分は、柱・はりを準耐火構造告示のせっこうボード等で耐火被覆している。LVL厚板だけで構成すると配線・配管スペースの確保など困難なことも多いため、柱・はりの軸組とLVL厚板の併用工法となっている点が特徴的である。
丸太をカツラ剥きしたベニアを積層したLVLは、この積層面と、合板と同じような板目面で異なる表情を見せるが、この建物では特に積層面を積極的に見せて、木材の新しい意匠をつくりあげている。特に、雨がかり部分では構造躯体のLVLをあらわしにせず、仕上げにもう一枚LVLを張っており、この仕上げが劣化した場合にも取り替えられるように配慮されている。
都市において木材を内外装の仕上げに使うお手本になる建物といえるだろう。
(安井 昇 / NPO法人 team Timberize 副理事長)



 その他の受賞作
 T-1グランプリ

所在地:千葉県市川市
建築設計:工藤和美+堀場弘/シーラカンスK&H
構造設計:佐藤淳構造設計事務所
施工:竹中工務店

千葉商科大学 The University DINING


所在地:岐阜県岐阜市
建築設計:伊東豊雄建築設計事務所
構造設計:ARUP
施工:戸田建設・大日本土木・市川工務店・雛屋建設社 特定建設工事共同企業体

みんなの森 ぎふメディアコスモス


所在地:埼玉県東松山市
建築設計:馬場兼伸(B2A)+江原光哲(4FA)+金井直(KD)
構造設計:多田脩二構造設計事務所
施工:森田建設

東松山農産物直売所

 LVL賞

所在地:東京都江戸川区
建築設計:鈴木敏彦/ATELIER OPA+西澤高男/ビルディングランドスケープ
LVL監修:山代悟/ビルディングランドスケープ
構造防耐火設計 : 安井昇、佐藤孝浩/桜設計集団
施工:大和工務店

みやむら動物病院

 ホームコネクター賞

所在地:静岡県浜松市
建築設計:ma-style architects
構造設計:坪井宏嗣構造設計事務所
施工:(株)荒川工務店

eaves house





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